エンゲージメントノウハウ

従業員エンゲージメントはまず組織の健康診断から始めよう

 

 

株式会社Take Action代表の成田です。
従業員エンゲージメントを語るにはまず自社がどうなのかという状況確認が肝要です。
自社の状況確認は健康診断のようなもの。これに沿って、あなたの会社について見ていきましょう。

 

まずは状況確認

健康診断や人間ドックなどで自分の身体のどこが良好で具合がよくないのはどこなのか、改善しないといけないのはどこかが分かります
同様に組織も改善に着手する前に現状把握が欠かせません。
現状把握の方法は、働く個々人の状況を把握するやり方もありますが、プライバシーを聞き出すのは今の時代適切ではなく、本音を引き出そうとしても、そもそも聞き出せるか疑問です。
そこで、チーム全体としての状況をできる限りありのまま把握するという観点から、診断を受ける側は匿名アンケートに答える方法でチームの状況把握が可能になります。
こうした考え方に基づき、当社は毎月のエンゲージメントアンケートで定点観測するアプリのサービスを開発・提供しています。

一つの事例として当社のアプリではどのように実施するのか、ご紹介します。
対象となる従業員一人ひとりのスマホ画面にアンケート項目が表示されます。
発信者が特定されないことをあらかじめ伝えておき、自分が、そうだと思う表情のアイコンをポチッとします。
定点観測を開始するにあたってアンケートを実施し、現時点のエンゲージメントスコアを計測します。
導入して3か月目、半年、1年後に同じ内容で実施し、どんな改善が見られたか、カテゴリー分けされた10個の要素ごとに分析検証していきます。
どうやって改善をしていくかの具体的施策もアドバイスしていきます。
このサービスは現状把握をしやすくし、改善すべきことを具体化する、というものです。
システム導入前でも、アナログな方法(例えばアンケート用紙を従業員に配付するなど)でも可能です。
まずは実際にやってみること。それが従業員エンゲージメントアップの第一歩です。

ダイエットと同様、定点観測が大切

従来からエンゲージメントを測定するツールやモチベーションを測定するサーベイ、従業員満足を計測するシステムなどは多数存在していました。
ただ、多くは半年に1回、年1回の実施で、何十、何百といった設問にユーザーが回答し、その計測結果を基に次は半年あるいは1年後の実施といった、細かな定点観測とは程遠い内容でした。
私たちが考える計測は人間ドックというより毎日乗る体重計のイメージです。
どういうことかというと体の隅々まで調べ上げて検査する人間ドックも大事ですが、毎朝、体重計に乗ることを習慣化するように、組織においても簡便・気軽に短いスパンで定点観測することが重要だと思っています。
ダイエットを本気でするのであれば、朝と晩に体重計に乗ることが必須のように、組織の定点観測は1か月に1回。ユーザーは1~2分で回答できる内容で、常に細かな変化をチェックしていきます。
それは組織においてエンゲージメントは本当に水物で、売上によって左右されたり、顧客との関係性で左右されたり、チームの移動や上司や部下が変わったりすることで常に変化するからです。
中長期でしっかりと計測することよりも、比較的小まめに測定することで、早期の対策を取ることができますし、社員に対しても、会社がそれだけエンゲージメントに真剣に取り組んでいるという姿勢が間違いなく伝わっていくと思います。

定着・活躍に不可欠な10要素

私たちは「定着」をキーワードに採用支援や定着活躍支援を行っています。
定着というのは非常に色々なことが絡み合って、定着する理由(辞めない理由)、定着しない理由(辞める理由)が、それぞれあります。
そこで当社では10個のカテゴリーを設けてアンケート機能を充実させ、自分たちの組織のどの部分がストロングポイントで、どの部分がウイークポイントかを判断できるようにしています。
①~⑦の項目は、先ほど紹介したアプリなど提供されるサービスで解決でき、あるいは改善に継続的に取り組むことが可能です。

さいごに

従業員エンゲージメントを計測することは会社の健康診断を行うようなもの。
定着に必要な10項目を参考に定期的に会社の健康診断を行ってください。
定点で観測することで、あなたの会社のいいところや悪いところが浮き彫りになります。
是非、この方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?