エンゲージメントノウハウ

徹底実践、エンゲージメントアップ3

 

⑤承認

  • 社内表彰式が盛り上がると必ずエンゲージメントも高まる

ここでは自社の事例をお伝えします。
当社は3か月に1回、社内表彰式を行っています。これは実は私が新卒で入社したときの会社の文化で、3か月や半年に1回、目標達成者や数字で成果を大きく上げた人間を表彰する社内表彰式が行われていました。

私はその舞台に立つことが憧れで、毎日毎日何百本もテレアポしたり、深夜まで企画書を作り上げたり、営業を一生懸命頑張っていた記憶があります。
リーマンショック直後、会社が業績不振に陥ってしまい、表彰式は消滅。日々営業や仕事に猛烈なモチベーションで頑張っていた自分は、目標を失い、とても寂しい気持ちになったのを今でも記憶しています。

そこで、自分で作った会社では賞賛する文化を絶対に絶やさないという思いから、従業員4名だった頃から、第1回の居酒屋のテーブル席で行った記憶があります。現在は第14回、活躍した社員や成果を上げたチームに色々な角度の表彰を行っています。

私たちの表彰式のポイントは、数字(売上)の表彰7割。理念やビジョンを体現したり、会社の期待に応えている人材に対して理念やビジョンの表彰が3割です。営業数字を一生懸命作った営業マンももちろん素晴らしいですが、うちの会社だと経営企画室や人事、カスタマーサクセス、経理、デザインなど色々なサポート部署も存在しますので、そういった人材も選ばれるように表彰項目を設定しています。

 

この表彰式は、嬉しさのあまり泣いてしまったり、悔し涙があったり、抱き合ったり、ハイタッチが踏まれたり、まるで甲子園のような雰囲気です。そんな承認欲求を日々満たしていくのが私たちのアプリです。

表彰式は3か月あるいは半年に1回の会社の祭典といえます。皆の前で表彰をするスポットライト効果が承認欲求を満たし、エンゲージメントアップに大きく寄与していると思います。

表彰式やアワードは「⑤承認」や「④人間関係」をとても良くさせ、活性化させる最も有効な手段といえます。なぜか。それは簡単です。「1年で最も社員が輝き、喜んでいる瞬間」だからです。仕事なので、もちろん日々楽しいことばかりではありません。辛いこと、苦しいこともあり、その上である期間内で、活躍した人材、成果を上げた人材を表彰するのが表彰式です。

表彰台に上がった人材は、その景色を見るために、また次も表彰台に登れるように頑張る。表彰台に上がることができなかった人材は、表彰されたメンバーを賞賛しながらも悔しさをにじませる。そんな皆が日々の仕事を頑張ってきたある一定のゴール地点が表彰式です。

社長も幹部も社員も日々の自分たちの努力の結晶を見える化した表彰式。受賞とともに湧き上がる喜びの表情、称える仲間たちの満面の笑顔、受賞したチームの歓喜、誇らしげな顔を伝わる涙、会場を包む拍手。その渦の中にいる社員たちは、どのような表情でその場に臨んでいるでしょう。何かオリンピックやワールドカップの選手たちのように勝ったチームも負けたチームも互いの健闘を認め合い、承認と人間関係を構築する上で絶好の場といえます。また当社のSNSシステムやアプリでは、スポットライト機能や「本日の主役」の賞賛を加速させるサービスを設け、賞賛をより活性化させています。

 

  • 社内報は古くない。最新のエンゲージメントアップの手段

    パナソニックが紙媒体の社内報を復活させました。今また社内報の重要性が論じられています。社内報の良さは、以下が考えられます。

・企業理解、ビジョン・方向性の理解

・社内コミュニケーションの活性化

・働くメンバー個人の情報共有

・オンとオフの切り替え

・採用時の魅力を伝えるツール

・誰かにフォーカスしたスポットライト効果

エンゲージメントアップには欠かせない要素が多くありそうです。その中でも採用において大きな強みを発揮する「採用時の魅力を伝えるツール」という観点についてお話します。

私が採用会社の代表として企業の方に伝えるのは、パンフレットや採用ホームページに実際とは大きく異なったごまかした1日のスケジュールを載せたり、取り繕った会社の姿をPRしたりして過大広告的になっている会社のパンフレットや採用ホームページよりも、社員のありのままの姿やその会社らしさが垣間見える社内向けツールである社内報の方が、よっぽど学生や求職者に社風や文化、さらには人間関係が伝わるとお勧めしています。

私が見てきた社内報の中でとても魅力的に作られているのが、

東京吉祥寺になる株式会社ファイブグループさんです。とても社内の等身大の姿が反映されていて、採用活動にも既存社員の情報共有ツールとしてもとても上手な活用をされてらっしゃいます。

 

もちろん、社内報は運用が大変で、広報担当者がネタ集めから企画立案、取材、原稿作成、写真撮影、印刷納期など、とても多くの工程をこなさなければなりません。しかし、前述のように退職の大きな理由に人間関係や社風に関わることが多く占めているのであれば、お互いに仕事以外のことを知り合ったり、その人の性格や価値観を知ったりしてさらに深く知り合う良いきっかけとして社内報はとても有効的です。

 

ただ、昨今スマホの普及や情報は雑誌や本よりもアプリやWeb収集がほとんどいう人も若い人だけではなく増えてきています。
電車を乗っても新聞や本を読んでいる人より圧倒的にスマホをいじっている人が増えています(スマホで情報収集ではなくゲームやラインしている人も多くいると思いますが)
そこで私たちは、紙の社内報と同じ効果を発揮できるよう、社内報を気軽に手軽に作成から運用できるアプリ(BESTTEAM)をリリースしました。より社内報が運用しやすく、誰でも投稿でき、紙では不可能だった投稿や内容に対して直接その人にコメントやリアクションができる「対話できる社内報」としました。

離職の低減、定着率の向上に繋げるツールとして活用されています。