エンゲージメントノウハウ

内定辞退に待ったをかける、ユニーク採用のすゝめ

HR総研の「2017年新卒採用 選考解禁後の動向」調査結果によれば、学生の約半数が2社以上から内定を得ているのに対し、企業は多くの学生から内定を辞退されてしまい、採用予定人数を確保できていない現状があります。

そのため、企業の採用行動は、求職者の行動に頼る「待ちの姿勢」から、企業側からも積極的にアプローチする「攻めの姿勢」へと変化しています。

そんな状況下で多くの中小企業が人材採用に苦戦する中、自社に合った人材を採用するため、ユニークな採用活動を展開する企業が増えています。

古くは日本電産の「大声試験」や「早飯試験」、近年は面白法人カヤックの「エイプリルフール採用」や東急エージェンシーの「顔採用」など、採用活動そのものをブランド化し、他社と差別化を図る取り組みです。

今は採用が本当に難しい時代なので、今後は採用力をつけることに力を入れている企業だけがこれから生き残っていくとも言えます。

それではなぜ今の時代は、ユニークな採用をする必要があるのでしょうか。

それは普通の採用方法をしていても、求職者に採用情報が届きにくくなっているからです。

現在の有効求人倍率はなんとバブル時代以上・・・。バブル時代の新卒採用では高級ホテルに宿泊させたり、交通費もバンバン出したり会食でドンペリ開けたり・・・。

今の時代、そんな採用をできる企業も一握り、だとしたら「目立ったもん勝ち」ということです。これがユニーク採用を取り入れる必要がある理由なのです!

特にSNSの利用が当たり前となっている若い世代に対しては、このような「ネタになる」採用方法は有効かと思われます。

ユニーク採用を検討するにあたり、会社ごとに働く上で必要な人材要件があると思いますが、その人材要件を軸にしつつ、要素を噛み砕きながら、互いに価値観を共有できて高いレベルで切磋琢磨できる学生に興味を持ってもらえるようなコンテンツを作成する必要があります。

多くの企業の採用担当者は“どういう採用方法であれば会社とのミスマッチを防ぎつつ良い人材が確保できるか”ということに非常に頭を悩ませていますが、ユニークで面白い採用方法・採用基準等は応募者を魅了するだけでなく、企業側も、どの応募者を採用するか選ぶために必要な過程なので、これからはユニークな独自の採用方法を実践していく企業が増えていくことが予想されます。

単に話題性だけを狙うことは避けるべきですが、時には柔軟な発想で、応募者の本質に近づける採用方法を検討してみてもいいかもしれませんね。